医療関係者にお盆休みなんてありません。
故になかなか休息が取れません。
この季節特有の暑さもあいまって疲労は最大。
眠ると体力が落ちる有様です。
・・・体重が5キロ以上減ったのは個人的にはOKですが。

で、そんなときに調剤ミスを連発。
1)一包化ミス
一包化するときには、各処方の処方日数を合わせる必要がある。
そうしないと滅茶苦茶な中身となってしまうからだ。
そんな中、やってきたのが(確か)70日の処方。
でも、一包化する中にコンスタン28日分の姿が。
コンスタン
向精神薬。
30日・もしくは30回分までしか処方できない。
この場合、処方はコンスタンが別包となる。
(強引に他のと併せると31日目からはコンスタンの入らない包ができるし。)
一応別包でもいいか確認はしたのですが、自分の説明力不足のせいかお互いに要領を得ず。
結局患者様が『一緒にして』とのことで一包化やり直し。
調剤速度の問題でこれ以降は姫様が請け負ったのですが、彼女は70日分コンスタンを処方したのでしょうか?
一つの薬袋に包を入れていたことを考えると、どうもそうしたとしか思えないのですが。
そうでないにしろ、中身の違う包をひとつの薬袋に入れるのはどうかと思います。

2)薬品名ミス
疲労・焦り・中途半端な自信。
これが自分の失敗を起こす三大要素だと思っています。
主にそれは計数ミスとして出てくるのですが、今回は薬品名ミス。
テオロング・アシノン・ザイロリック(70日分)などの一包化中。
その際に自分の勘違いのせいでかなり時間をとってしまいました。
処方が来てから実に30分以上経過。
急がねばと思い、一包化を自分の限界に近い速度でこなす。

・・・直後、薬局長からお呼び出し。
テオロングとテオドール間違えました。
・テオドールとテオロング
どちらもテオフィリン徐放性製剤。
大まかな薬理上の違いはない。
でも、決して間違えて処方していいものではない。
失敗した原因は初めに書いた三要素+自分がテオドール服用者だから『テオ』という2文字を見た瞬間に『テオドールだ』と判断した早計さ。
んで、さらに調剤時間延長。
・・・ダメダメだぁOTL。

『焦らず・落ち着いて』をモットーに最近調剤ミス減らしてきたと思ったらこれだ。
しかも入社して結構経ったのに薬品名ミスするというのは痛い。
もう少し、慎重にチェックを心がけよう。
『遅すぎ』とは言われない程度に。

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