金曜くらいからちょっと辛かった。
真っ直ぐ歩けなかったり。
他人曰く『思考停止時間があった』り。

土曜日。
頭痛で動けず。
病院にすらいく気力さえなし。
頼みの綱の家族は私を残してみんな旅行。
・・・家族の絆なんてこんなものさ。
服薬指導のときに抗生物質の副作用で『水様便』という言葉を口にするのですが。
まさかそれを身を以って体験する事になるとは。
あれは『下痢のひどいもの』なんてレベルではありません。
汚い話ですが、何の抵抗もなく排泄されるので色んな意味で危険です。

日曜日。
一日絶食して薬飲んで、それなりに回復。
それでも午前中は外に出れそうにない状態だったので、久々のネット巡回。
・・・MtGの世界も色々変わったんですねぇ。
ついでにQoDのアイテム取引所のある商品を浴びせ売りしてみる。
おそらく明日には大暴落すると思うが、もっと下がりきったとこでもう一度買い直ししてみようかと。
ちょっとそのアイテム使った錬金術見つけたので。
今日、服を引っ掛けて破ったところから嫌な予感はした。
服薬指導がいつにも増してgdgdだった。
失敗に失敗を重ねた上に見切り発車した挙句、道に迷い軽く世の中が嫌になった。

最後の帰宅途中、魂が抜けた。

これ以上ネタはいりません。
たすけてください。

狼と香辛料〈3〉

2006年10月15日 読書
ISBN:4840235880 文庫 支倉 凍砂 メディアワークス ¥620

読書の何たら、と言う事で1冊の本を紹介。

この物語を簡単に言ってしまうと。
行商人ロレンスと賢狼ホロが紡ぐ、エコノミックファンタジー。
ファンタジーと言えども、剣や魔法の出てくる冒険譚ではありません。
そこに出てくるのは商売の駆け引き。
物をいかに安く仕入れて、口八丁手八丁で高く売るか。
ただそれだけの話なのに、ものすごくページを読む手を進ませてくれます。
個人的には今年で一番面白かったシリーズ。

賢狼ホロ(このイラストに描かれているの)の独特な口調・容姿・態度が可愛すぎるのも要因ではあると思いますが、それは置いておいて。
経済の流れを手軽に勉強できる話でもあります。
株・先物取引・転売に興味のある方にとっては、とてもためになるかと思います。
シリーズ全部買って2000円程度なので、興味のある方はご一読を。
病院にてDrに言われた事。
『うん、専門医のいる大きい病院で詳しい検査が必要だから紹介状書いておくね』

・・・え?
また、仕事休んで行かないといけないの?
しかも今度は2日かかりそうな予感。

有給休暇。
今まで、この全ての使い道が通院と言う自分は素敵過ぎると思う。
と言うか健康な身体にさせてくれ。
今日、患者様に『ここの薬局は今までかかった中で一番良い』と褒められた。
死ぬほど嬉しかった。

自分はまだ経験の浅い人間だが。
『最高の薬局』にするために、少しでも知識・経験を積まなくては。
そう自覚もした一日でした。
昨日の服薬指導にて。
患者さんはお子さんで喘息もち。

『この季節、気圧の変化で喘息起こりやすいので、気をつけてくださいね〜』

そう言っていた自分が、今朝喘息発作で悶絶している現実。

メプチン使っても楽にならず、咳込みすぎた挙句喉が潰れました。
・メプチン
自分の使っているのはメプチンエアーと言う吸入器。
β受容体を刺激して、即効性で気管支を広げて呼吸を楽にします。セレベントとかホクナリンとかの比では無いくらい効きます。(そもそも、効く効かない以前にセレベントとかホクナリンは持続的に気管支を広げるので喘息の予防として発作の起こっていないときに使うであって、発作時のレスキューとして用いない)
大人は1回2吸入、1日4回くらいまでが使用限界。
それ以上やると逆に喘息発作での死亡率が上がります。
副作用は動悸や振戦など。

薬剤師が声出せないと、服薬指導が出来ません。

体調が激悪かったので早退して医者。
そして医者に怒られて点滴2本コース。
こんなのでも薬剤師やってます。
・・・いいのか?

10月2日の日記

2006年10月2日
米澤嘉博氏の冥福を心よりお祈り申し上げます。
参考リンク:http://www.comiket.co.jp/info-c/C71/061001.html

同人の妖精イワエモンに次ぎ、コミケの主役が旅立ってしまいました。
コミケはこれからどうなっていくのだろう。
ちょっと不安。
冬コミが荒れなければ良いが。
検査前日。
ものすごく酸っぱい下剤(200mlくらい)を飲む事になります。
検査技師さん曰く『水っぽい便が続いて寝れなくなる事もあるから』
組成を見てみると、『クエン酸マグネシウム35g含有』とのこと。

マグネシウムは一般に下剤として使われます。
参考までにマグミットという酸化マグネシウム含有の下剤があるのですが、この下剤に含まれている酸化マグネシウムの量は330mg(0.33g)。
これを1日3錠(約1g)飲めばお通じが良くなると言われてます。
分子量の問題で若干誤差はあると思いますが、今飲んだ下剤はこの約35倍。
そりゃ消化管内もきれいになります。

実際に午前4時ごろからトイレのお世話に。
検査前までには腸内がすっかりきれいになりました。
検査が終わっても下剤の効果は続き、ろくに外を歩けない始末。
さすが強力下剤。
・・・で、今(午前1時)に至るわけですが。
いまだにトイレから離れられません。

昨日だけでのべ20回はトイレに行っているのですが。
この調子で明日、仕事にいけるのかなぁ。
と言うか、今日は無事眠れるのかが心配。

病院のテレビで

2006年9月14日
・・・NHKが病院のテレビでかかっていた。
「みんなのうた」がやっていました。
懐かしいなぁ。
自分の世代はメトロポリタン何たらとかと言う曲がやっていたような。
ミイラと踊っていると言う結構シュールな奴。

しかし。
今の『みんなの歌』は結構すごいかもしれん。
参考リンク:http://imihu.blog30.fc2.com/blog-entry-1828.html
そう思いながら腹にバリウム流し込まれるのでした。

約参萬円也

2006年9月14日
・相手の意見をやんわりと否定するテクニック
まず相手の意見に賛成して、「しかし」と逆説の言葉を用いる。
例)なるほど、いい考えだ。しかし予算がかかりすぎるな。

*応用すると、相手に都合の悪いことを伝えるのにも使えます。

本日の検査。
前日から夜眠れなくなるほどの下剤を飲まされ。
そして今日は下からバリウムを入れられて、検査台の上をごろごろ転がる。

そして、検査結果がDrから。
「お疲れ様でした。
検査結果ですが、ほとんど大腸に問題はありませんでした。
しかし、(略)」

・・・頑張ろう、自分。
そして、もっと頑張って。自分の体。
今勤務している薬局では毎日朝の会があります。
そこではメンバーが持ち回りで発表をしています。
ある病気を詳しく調べてみたものとか、自分の投薬した患者の問題点と、その対応についての討論を行ったりとか。

(自称)新人の自分も当然例外ではありません。
と言うか、今日の朝発表です。
・・・原稿は限りなくホワイト。
今日は眠れない。

でも、薬剤師として自分の知識やスキルが着実に上がっていくから良いけど。
こういう形式にしないとなかなか自己研鑽は出来ませんしね。

くはぁ

2006年9月9日
汚い話ですが。
半年ほど前から、トイレに行くたび出血していました。
自分の予想ではおそらく痔。
自転車乗り特有の疾患です。

さすがに半年も続くと嫌なので、専門医へ受診。
そこで色々な検査をしてもらって言われた事。
「いや。これ痔じゃないから。即精密検査ね」

・・・来週に精密検査受けてきます。
仕事も休まなきゃなぁOTL

恒例行事

2006年8月27日
毎年の恒例行事。
浜名湖自転車で一周してきました。

走破距離:約170キロ
所要時間:休憩含め約15時間
摂取水分:約10リットル

意外に燃費悪いぞ、自分。
ちなみに今回失敗した事が一つ。
それはお金ケチって弱めの日焼け止めを使った事。
・・・こんがり焼けました。
長距離の旅には強力な日焼け止めが必要みたいです。
極端な例では夏のコミケとか。
普通の服薬指導に加え、対話や薬歴によって患者の情報収集をし、薬剤の適正使用のための服薬指導ができたら追加請求できる点数。
要は画一的ではなく、その個人にあわせた服薬指導ができたら算定できる点数です。
例えばミノマイシンという抗生物質を飲んでいる患者が『ヨーグルトを毎食食べている』といったら、『ヨーグルトと一緒にこの薬を飲むと薬の効果が下がるので、薬飲む2時間前後はヨーグルト控えてください』などと説明できたら算定できます。
薬剤師の努力でお薬代加算できるのはここだけなので、もっとも薬剤師が頑張らなければいけないところです。
と言うか、これが上手くできない薬剤師は薬剤師ではない、と言われました。

本日の服薬指導数:7件
服薬指導加算した回数:1件
服薬指導加算が取れたのに請求しなかった回数:1回

・・・頑張ろう。
要はごく一般の服薬指導したら取れる点数のこと。
1点=10円なので、10割負担なら220円。
大抵ここ見ている方は3割負担なので60〜70円程度です。

遂に自分もこれ取れるようになりました。
投薬デビューです。

1年半あまり調剤数10000以上、服薬指導数0と言うダメ薬剤師でしたが、ちょっとだけマシになりました。
しかし、服薬指導の内容はgdgd。
失敗を糧としつつも数こなして精進します。
2日前を振り返ってみよう。
やっておいて良かったことと、ああしておけば良かったこと。
色々と反省とかしてみます。

【良かったこと】
・わざわざ徹夜とか始発列車とかで行かなかったこと。
・あらかじめ現金を両替しておいたこと。
・カタログをインデックス使ってページ分けしておいたこと。
・カタログを分割して3日目のところだけ持っていったこと。
・ペットボトルを2本凍結、1本はそのままで持っていったこと。
・タオルを何枚か持って行ったこと。
・B4サイズのものが入るサブバッグを持っていったこと。
・全ての切符を往復で購入したこと。
・長袖、長ズボンで出かけたこと。
・壁、シャッターサークルを狙わなかったこと。

【もう少し改善できたこと】
・両替は1000円と500円にするべきだった。
・音楽系サークルは、可能ならば事前にHPに行って視聴しておくべきだった。

ペットボトルは凍らせたものをタオルで巻いて、脇の下・首の後ろ辺りに当てておけば体温上昇をかなり防げます。
溶けたら飲んでしまえばいいので一石二鳥。
あと、水分持ってくるのを忘れた方は国際展示場駅周辺に冷たいペットボトルを売っている店があったので、そこで最後の水分確保をしましょう。
途中で自動販売機もあるにはありますが、売り切れだったり途中で行列から抜けることになるので時間のロスになります。
ですが、水を忘れただけで、相当スタミナ残量に差が出ますので手元に十分な水がなければ買いましょう。
目安は1時間当たりペットボトル1本。
買う種類は水とスポーツ飲料を半々で買うと吉。
水は自分の身体を清潔にするなどの目的でも使えますし、スポーツ飲料は電解質・糖質・水分をバランスよく含んでいるので、熱中症に対して絶大な効果を発揮します。
シャッターサークルに並ぶ方は、並ぶサークル数×2本くらい追加で購入しても大丈夫です。
重量は増えますが、これは自分の命の重さと考えてください。
これだけの大規模でありながら今まで重症者・死者の出てないイベント。その偉業を自分の不注意で汚しては話になりません。
徹夜組は熱中症になろうが火傷しようが知らないです。
主に転売目的の連中(しかもマナー違反)に人権なんてない。
最低限死なないように自衛してください。

長袖・長ズボンは主に自衛のため。
大抵の男性が半袖で来ているコミケ。
そこに自分がもし半袖で来ていたら。
汗にまみれた腕同士がぶつかる不快感。
男性相手にならまだしも、女性相手にそれやるのは論外だと自分は思います。
長袖なら、お互い嫌な思いしないですむのでいい感じ。
それに日焼け対策になりますしね。
それと、意外に思うかもしれませんが長袖のほうが体温上昇防げます。

サブバッグに関しては、周りへの迷惑を考えての事。
決して『多くの本を運ぶため』ではありません。
コミケでは往々にして紙バッグを貰う事が多いです。
大手サークルとか、企業のものを買ったときとか。
問題はそこに書かれている絵柄。
いわゆる『萌え』とか『エロ』関係の絵柄が非常に多いのです。
以前に比べて露骨にアレな物は少なくなったとは思いますが。
少なくとも私はこの紙バッグ持って地元を歩けません。
コミケ会場内でならまだしも、これ持って東京駅とか歩けますか?
帰りの列車内で羞恥プレイしたいですか?
帰省中の一般人のお子様にこんな絵柄見せてもいいのですか?
そういう『常識的』な意味から、私は無地の大きめのバッグを持っていきました。

カタログのカスタマイズは既に常識の範囲かと。
あんな重いものそのまま持っていっても意味ないです。
凶器(鈍器)として角を使ったり、銃弾を防ぐくらいにしか使えません。
自分はインデックス使って企業のページ・絶対欲しいサークルのページを一発で開けるようにしましたが、これは大正解。
すばやく目的の位置を把握することができました。

お金の両替は100円玉で行ったのは失敗。
大量に本を買う場合、取り出して数えるのに時間がかかるし持ち運ぶのが結構重い。
大抵の本の値段は500円刻みなので、500円玉と1000円で持っていくのがベストでした。
近くにゲーセンなど両替施設のある方は、店の迷惑にならない程度に両替していきましょう。
そして迷惑料も兼ねて、そのゲーセンで1000円以上はゲームしていくこと。

今回某サークルで『コミケの歩き方』なる本を購入してきたので、次回はもう少し効率よく歩けるかもしれません。
基本的に薬剤師はお盆・年末年始にほとんど(=全く)休み(体力回復期間)がないので、効率よく1日を過ごさないと。
新幹線で行く日帰りコミケ。
7時頃発の新幹線で東京へ。
そのあとは『そういうオーラを発している人達』の後をつけて会場まで。
(本当にこの表現でOK)

会場に着いたのは9:30。
会場に入れたのは11:00。
たった90分で会場入りできるなんて素敵過ぎ。
(ちなみに徹夜しても入場時間は40分くらいしか変わりません)
行動順は企業→西館(医療関係)→東館→西館(買い残し・掘り出し物発掘)→帰還
会場を後にしたのは14:30。

これでほとんど目的のものは買えました。
企業も『ラスト1個』に遭遇しまくりましたが、何とか買えましたし。
壁とかシャッターとかに並んでいたら、こう上手くは行かなかったでしょう。
ぶっちゃけ、始発列車(ムーンライトながらとか)で行かなくても自分みたいな人間なら大丈夫だと実感。
徹夜とかマナーのない行為も、『切断&疾走(仮名)』や『氷菓とカカオ(仮名)』のような超大手サークル狙わなければ大丈夫。
唯一の欠点は交通費だけで20000以上かかることか。

その代わり、日焼けを通り越した火傷や熱中症のリスクは大幅に減るので、『健康のお値段』と考えれば安上がりだと思います。
この程度の体力消耗ならば、毎年行けそう。
でも、この程度の行動でも体重が1日で5キロ減った事を追記しておきます。

17キロのもの持って15キロ以上移動して来た。
戻りました。
医療関係者の方に色々お話が聞けて満足。
それだけで10万以上お金って使えるものなんですねぇ。

かわいやらしい本は一冊も買えませんでした。
壁もシャッターにも並びませんでした。
目的の本の中で買えなかったのは2冊のみと、結果は上々。

現在、筋肉痛にいい感じで襲われているので、落ち着いたら良かった点&反省点でも書いていこうと思います。
カタログのチェック&行動計画よーし。
日焼け止め&常備薬&水分&携帯食料よーし。
1000円札100枚と100円玉500枚確認よーし。
雨天時の対策よーし。
新幹線(ムーンライトながらは満員で乗れず)の時刻確認よーし。
その他、諸注意の熟読もOK。

では、東京に行ってきます。
・・・かわいやらしい本を買うのが目的ではないですよ?
毎日が密度の濃い1日です。
今までいた所とは比べ物にならないくらい。
んで、来週には服薬指導が出来る事になるそうな。
精神的に若干疲れますが、毎日何がしかの経験が目に見えて得られる。
そんな素敵空間。

そんな薬局にカメラマンさんが。
なんでも、当株式会社の宣伝のための写真撮影だそうな。
被写体にはモデルさん(サクラ)を使わず、実際働いているメンバーを使用。

写真撮られました。
演技指導もさせられました。
ガチガチに緊張した猫背の薬剤師の写真があったら、多分それが私。
・・・とりあえず、タケプロンください。
こういうプレッシャーには死ぬほど弱いのです。

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