今日、服を引っ掛けて破ったところから嫌な予感はした。
服薬指導がいつにも増してgdgdだった。
失敗に失敗を重ねた上に見切り発車した挙句、道に迷い軽く世の中が嫌になった。

最後の帰宅途中、魂が抜けた。

これ以上ネタはいりません。
たすけてください。
今日、患者様に『ここの薬局は今までかかった中で一番良い』と褒められた。
死ぬほど嬉しかった。

自分はまだ経験の浅い人間だが。
『最高の薬局』にするために、少しでも知識・経験を積まなくては。
そう自覚もした一日でした。
昨日の服薬指導にて。
患者さんはお子さんで喘息もち。

『この季節、気圧の変化で喘息起こりやすいので、気をつけてくださいね〜』

そう言っていた自分が、今朝喘息発作で悶絶している現実。

メプチン使っても楽にならず、咳込みすぎた挙句喉が潰れました。
・メプチン
自分の使っているのはメプチンエアーと言う吸入器。
β受容体を刺激して、即効性で気管支を広げて呼吸を楽にします。セレベントとかホクナリンとかの比では無いくらい効きます。(そもそも、効く効かない以前にセレベントとかホクナリンは持続的に気管支を広げるので喘息の予防として発作の起こっていないときに使うであって、発作時のレスキューとして用いない)
大人は1回2吸入、1日4回くらいまでが使用限界。
それ以上やると逆に喘息発作での死亡率が上がります。
副作用は動悸や振戦など。

薬剤師が声出せないと、服薬指導が出来ません。

体調が激悪かったので早退して医者。
そして医者に怒られて点滴2本コース。
こんなのでも薬剤師やってます。
・・・いいのか?
今勤務している薬局では毎日朝の会があります。
そこではメンバーが持ち回りで発表をしています。
ある病気を詳しく調べてみたものとか、自分の投薬した患者の問題点と、その対応についての討論を行ったりとか。

(自称)新人の自分も当然例外ではありません。
と言うか、今日の朝発表です。
・・・原稿は限りなくホワイト。
今日は眠れない。

でも、薬剤師として自分の知識やスキルが着実に上がっていくから良いけど。
こういう形式にしないとなかなか自己研鑽は出来ませんしね。
普通の服薬指導に加え、対話や薬歴によって患者の情報収集をし、薬剤の適正使用のための服薬指導ができたら追加請求できる点数。
要は画一的ではなく、その個人にあわせた服薬指導ができたら算定できる点数です。
例えばミノマイシンという抗生物質を飲んでいる患者が『ヨーグルトを毎食食べている』といったら、『ヨーグルトと一緒にこの薬を飲むと薬の効果が下がるので、薬飲む2時間前後はヨーグルト控えてください』などと説明できたら算定できます。
薬剤師の努力でお薬代加算できるのはここだけなので、もっとも薬剤師が頑張らなければいけないところです。
と言うか、これが上手くできない薬剤師は薬剤師ではない、と言われました。

本日の服薬指導数:7件
服薬指導加算した回数:1件
服薬指導加算が取れたのに請求しなかった回数:1回

・・・頑張ろう。
要はごく一般の服薬指導したら取れる点数のこと。
1点=10円なので、10割負担なら220円。
大抵ここ見ている方は3割負担なので60〜70円程度です。

遂に自分もこれ取れるようになりました。
投薬デビューです。

1年半あまり調剤数10000以上、服薬指導数0と言うダメ薬剤師でしたが、ちょっとだけマシになりました。
しかし、服薬指導の内容はgdgd。
失敗を糧としつつも数こなして精進します。
毎日が密度の濃い1日です。
今までいた所とは比べ物にならないくらい。
んで、来週には服薬指導が出来る事になるそうな。
精神的に若干疲れますが、毎日何がしかの経験が目に見えて得られる。
そんな素敵空間。

そんな薬局にカメラマンさんが。
なんでも、当株式会社の宣伝のための写真撮影だそうな。
被写体にはモデルさん(サクラ)を使わず、実際働いているメンバーを使用。

写真撮られました。
演技指導もさせられました。
ガチガチに緊張した猫背の薬剤師の写真があったら、多分それが私。
・・・とりあえず、タケプロンください。
こういうプレッシャーには死ぬほど弱いのです。
新店舗での生活もスタート。
覚える事が異常に多く、そのための研修時間もたくさん用意されている。
例えば保険絡みのこと。
処方せんに書かれている8桁の数字の意味なんて、自分はこれまで全く知りませんでした。
51が特定疾患だな、程度の事くらいしか。

そんな意味でも、毎日何がしかの知識が増えていくのは嬉しい事。
反面、今までの自分は何だったのだと鬱になってみる。

あと、もっと鬱になること。
自分、薬局内で無能すぎOTL
薬の位置はまだ確実に理解できていないし。
向こうと名前の違う薬や新しい薬は完全に覚えてないし。
規格違いもおぼろげながらしか意識できてないし。
粉・液剤の秤量は遅すぎるし。
『何をしていいのか分からない』無駄な時間作ってるし。

実習生のような『お客さん』ではないのだから。
自分が周りの足を引っ張ってどうする。
これで今までの店舗ともお別れ。
次からは新しい店舗での勤務となります。

この店舗での最後の2週間。
自分は『左手的存在』になれるように頑張ってみました。
相手にそれとなく気づかれないように仕事のサポートをする。
そして『何となく』仕事のやりやすい環境を作る。

自分は誰かの左手的存在になれたのだろうか?
次の店舗でも上手にサポートが出来るのだろうか。
色々と不安ですが、やるだけやってみようと思います。
少なくとも、今までのような何の進歩も得られない仕事ではなくなるはずだ。

あと、仙人様は一生調剤頑張ってください。
今の貴方では後輩の反面教師になることは出来ても、鏡になることは出来ない。
健康診断。
・・・自分にとって鬼門。

どう考えてもいい数字が出るわけないのが明白だからだ。

結果。
計測値が真っ赤です。
担当医師に怒られるわ。
看護婦さんに食事療法についてのアドバイスを貰うも、基本的にそんな食事自体ができない状態なので意味がなかったり。
運動指導も『この運動量でこんな状態になるのが珍しい』と言われてしまいました。

とりあえず、血圧・コレステロール・血糖値。
これ以外すべてに異常が出ました。
膵臓と心臓以外の臓器ぜんぶ壊滅ですねぇ。
『即精密検査しろ』との判定が出ましたので、週末の休みは病院めぐりですOTL

た す け て
自分は色々と病気を持っている。
アトピー・アレルギー、そして喘息。
それ以外にも頭の先から足の先まで病気だらけ。
これで命にほとんど支障がないのが奇跡的なくらいです。

そして、こういう病気を持っている人はかなり就職がしにくいのです。
医療関係者の場合はハードルがさらに上がります。
実際に就職活動時にこれが理由で一時選考落とされた事が結構ありました。

でも、社長はこんな私でも採用してくれました。
正直医療関係者になる事を諦めている最中だっただけに、かなり嬉しかったのを覚えています。
私もそれに応えようと出来るだけの努力はしました。
その結果が現在の『投薬数0』なのだがOTL


その社長が先日亡くなられた。

前から膵臓を患っていたらしい。
去年お会いした時は元気そうに見えたのに。
世の中、こういう良い方から先に消えていくのは理不尽さを感じます。
そして本日がその方の通夜。
自分の人生の転機を作ってくれた大恩人なだけに参加する気満々だったのに。
こんな時に体調激悪。
熱は下がらない、1日に5回以上激しい下痢をする。
めまいはするし強烈な吐き気に襲われる。
そして何も食べてないのに下血がとまらない。

・・・結局早退して病院へ行き、Drに絶対安静言い渡されました。
社長、最後の最後まで不甲斐ない社員で本当にすみません。
そう遠くないうちにそちらに行くと思いますので、その時改めてお詫びいたします。
ミス。
本来は絶対に起こしてはいけないもの。
でも、初めの1回に関しては大目に見られることもある。
その失敗を糧にして、これからミスを起こす確率が下がる事があるからだ。

何度もミスを起こすと、周りから叱られる。
『学習力がない』事を露呈しているからだ。
でも、相手の『頑張ってくれよ』と言うメッセージが見える。
無能な人間に対しては『叱る』労力さえ億劫だ。

それでもミスを繰り返すと呆れられる。
そして注意すらされなくなる。
『○○だから仕方がない』的な状態になるからだ。
ここまで来ると、その人物に未来はない。
信頼も実力(スキル)もない者に、どうして仕事が任されようか。

仕事では常に律速段階の中心に存在し。
ミスを起こしても相手から注意すらされなくなる。
そんな人物にはなりたくはないと切に思う。
・律速段階
物事の中で一番時間のかかるところ。
コレステロールの合成なんかではHMG−CoAレダクダーゼを用いた反応のところが律速段階なので、この酵素を阻害する薬(メバロチンとかリピトールとか)を用いてコレステロールの合成を抑制し、高脂血症の治療を行う。

送別会でした。
両手で抱えられる大きさの花束を戴きました。
料理は中華料理&アルコールでした。
アルコールは控えようと思いましたがのべ10杯近く飲まされました。

はい、ここでおさらい。
・自分は重度の消化器系疾患がある。
・でも、辛いものは【自己責任の範囲内】で食べられる。
・基本的にアルコール禁止
・いい年こいた大人が花束抱えてるのは目立つ、つ〜か晒し者。
・タクシーで家まで帰ると相当の交通費がかかるので無理。
・この店からの帰宅手段は市バス→地下鉄→名鉄の1時間30分コース
・ストレスによって消化器疾患などは悪化する。

【結論】
今、死にかけ。

家系上二日酔いにはならないものの、消化器が・炎症マーカーがOTL
月曜日までに、復帰しないと。
リセットボタン。

ゲーム機で言うとRPGとかで頻繁にお世話になるもの。
『人生の』と言う言葉が前に付くと、とてつもなくネガティブな意味となるもの。

自分の人生。
具体的に言えばここ1年前後。
この辺りがリセットできればどんなに有意義な事か。

・・・でも。
1年前の状態に戻れるかもしれない。
そんな人生を『ロード』出来るチャンスが出てきた。
頑張らなきゃ。
『リセット』するのはそれから後でも十分間に合う。
社会人となって1年が過ぎました。
ここでちょっと箇条書きで1年を振り返ってみようと思います。

・保険薬剤師になった
・調剤が一通り出来るようになった
・処方箋の疑義を発見&疑義紹介が出来るようになった
・薬の知識が一通り(若干あやふやなものもあるが)身についた。

・頭の中から足の先まで病気になった
・薬の量が5錠/日から20錠以上/日に激増した
・年間医療負担額が10倍以上になった
・結局1回も服薬指導が出来なかった。

問題なのは太字部分。
保険薬剤師としてこれは失格だと思います。
おそらく日本中探してもこのレベルの薬剤師は数人しかいないはず。
個人的には一生服薬指導して欲しくない人もいますが。
薬局側の教育体制がアレというのもあるでしょうが、自分のほうにも問題はあるのでしょう。
消極的になりすぎた、とか。
薬局長に『まだそのレベルに達していない』と見られている、とか。
あと、自分の最終学歴が『学部卒』だからと言うのも大きそう。
・・・今の時点でたぶん新入社員に負けていると痛感。
(今年の新入社員は5月中に一通りの仕事が出来るようになっているそうな)

とりあえず、もう少し頑張って働いてみますが。
このまま何も変化がなさそうなら転職を真剣に考えよう。
今のままでは自分が全く成長しないし、そろそろモチベーションが下がってくる。
4/1から薬局がいろいろと打撃を受けました。
まずは報酬改定。
主に大きな薬局の報酬点数が引き下げられました。
次に処方箋に『後発医薬品可』のサインを医師が書けるようになったこと。
これによって後発医薬品の備蓄や患者さんへの説明など薬剤師にいろいろと負担がかかります。

とりあえず後発医薬品についてちょこっと説明。
後発医薬品はジェネリック医薬品とかゾロとか言ったりもします。
これは今まであった薬品の特許期間が切れた際に、その製法だけを別の小さな会社が真似して作ったコピー品、というもの。
製法がわかっているので、そこまでにかかる研究費用などは0円となり、その結果お値段が安くなります。
ただし、同じ成分が含まれているからといって同じ効果が出るとは限りません。
しかも大抵は試験(実験)をしていない場合が多いので、どんな副作用が出てくるか保障が出来ません。

要は電化製品みたいなものですね。
今までのメジャーな薬=有名メーカーの電化製品
ジェネリック医薬品=名前も知らないメーカーの電化製品
前者は値段も張るがサポートがしっかりしている。
後者は値段だけは安いが保証に対してはちょっと不安。
まぁ、患者さんがそのあたりをしっかりわかって後発品を選んでくだされば何の問題はありませんが。

そんな中、わが薬局にやってきた処方箋。
1)オルメテック 1T 1×N(朝) 『後発品への変更可』

2)スピリーバ 4シート(枚) 1日1回 『後発品への変更可』
・オルメテック
つい最近発売されたARB(AT?受容体拮抗薬)のひとつ。
適応は高血圧。
乳酸菌飲料みたいな匂いのするやわらかい錠剤。

・スピリーバ
1シートの中に7つのカプセルが入っています。
これを専用の装置に入れて、カプセルの中身を吸入します。
COPDのような呼吸器疾患に用いる新しいタイプの抗コリン剤。
緑内障や前立腺肥大の患者には禁忌。

この処方の最大の問題点。
これらの薬品に後発品なんてない。

・・・薬剤師も頑張りますから。
ドクターも少しは勉強してくださいOTL
すべての薬品にジェネリックが存在するわけではないのです。

一応

2006年3月22日 薬局薬剤師日記
今週のマガジンのゴッ輝は『パニック障害』を疑ってみます。(挨拶)

火曜日にDVDで録っていた『本当は怖い〜』を見てみたのですが、そこで服薬に関しての話がちょこっと取り上げられていました。
薬によって間質性肺炎を起こすかも〜とか、アスピリン製剤はちゃんと物を食べてから飲んでくださいね〜とか。
特にアスピリン製剤は胃潰瘍(ひどければ胃穿孔)を起こすから、朝に絶食するのはだめとのこと。
一応アスピリン製剤に関して少しフォロー。
(自分の薬局ではこういった症例で主にバイアスピリンが処方されています。ですので、これに限った話で)
確かにこの薬は胃障害を起こす可能性があります。
それを考えてメーカー側も胃で溶けるのではなく、(リスクが減るように)薬が腸で溶けるように製剤設計されています。
服薬指導の際も『そういうコーティングがされているので、噛み砕かないで下さいね』と説明されるはずです。

恐怖心を煽るのも結構ですが、これによる恐怖心で薬を飲まなくなるのも考え物ですのでちゃんとフォローをしてほしいなと思ったり。
もっとも、ちゃんと決められたとおりに薬は飲んでほしいのですが。
前回、元MR様に回ってきて悶絶していた処方箋。

患者、20代女性(新患)
診療科:産婦人科

処方
エンペシドクリーム 1本
患部に塗ってください。

別に薬効や副作用についてお話しするのは簡単。
問題はそれ以外のところ。
この処方箋には『1日何回塗るのか』『どこに塗るのか』が書かれていません。
ですので、患者さん(もしくは処方医)に確認してそれを記録しないといけないのです。
こうしないと保険請求できませんから。

問題は、『塗る場所』なのです。

産婦人科でエンペシドクリームといえば大抵塗る場所は1箇所。
陰部と呼ばれる部分、つまりデリケートゾーンです。
これを男性薬剤師が聞くのは結構はばかられます。
Do処方ならば『いつもの場所でよろしいですね〜』とごまかすことも出来ますが、新患なのでそうも行きません。
こういった場合どうすればよいのでしょうか?
自分では良い考えが浮かびませんでした。
処方医に疑義紹介するのは論外だと思いますし。
やっぱり女性薬剤師にバトンタッチするのが正解なのでしょうか?
大学病院のこんぴゅーたーが壊れました。
そのせいで、薬局に届く処方箋はすべて手書き。
当然のように疑義紹介の電話が飛び交います。

錠剤、軟膏の規格が書かれていなかったり。
患者さんの名前が間違っていたり。
処方年月日が未来になっていたり。
デパス(1g錠)という1000倍処方がやってきたり。

その中で自分がぶつかったのがこんな処方。
酸化マグネシウム:3包 3×N 7日分

これでは1包につき何グラム量ればいいのかわかりません。
しかも患者さんが新患なので予測すら出来ません。
以下、看護婦さんとの問答。

自分:処方量が書かれていませんが、何グラム量ればよいでしょうか?
相手:先生に聞いてみます、しばらくお待ちください。
(待ち時間)
相手:1回3gでお願いします。
自分:それですとあきらかに量が多いかと思いますが。
(せいぜい1日3g程度。1日9gも飲んだら大変です。)
相手:えっ!?しばらく(ry
(待ち時間)
相手:お待たせしました。1日量3gでお願いします。

・・・復旧するまでこんなのばっかりでした。
こういう時にDrの個性が良く出てくると思いました。
きれいな字で、いつもの処方箋よりも完璧に書いてくる方とか。
途中で手書きに飽きて後半部分がめちゃくちゃになる人とか。
『使用部位:おちんちん』とかストレートに書いてくる先生とか。
日記を書けない理由。

そこまで起きていられないから。

昼に薬を飲んで、その効果が切れるのが午後8時ごろ。
薬が切れると2日くらい徹夜したような疲労感が襲ってきます。
よく考えれば、朝からずっと薬で眠気をごまかしてきているのだからその反動がくるのは当然のこと。
その状態でぱそに繋いで日記書く余裕なんてないです。

ちなみに、今日は夜に薬飲んで日記かいてます。
(注意:リタリンは夕食後に飲んでは絶対にいけません!)
・・・多分そのせいで今日は眠れないかとOTL

仕方ないので日曜に買ってきたレシピ最新号でも読んでよう。
パーキンソン病の薬っていろいろと応用の効く分野だし。

総括:健康になりたい。

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