あまり勉強が進まない。
まぁ、栄とかに行ってゲームばっかりやるよりはマシか。
薬ゼミが始まるまでに『衛生薬学』くらいは終わらせたいんだけどなぁ。

今日は読書感想文で日記を埋めてみる。
本の名前は『電撃Hp・vol27』隔月発売の(主に短編)小説集。
ISBN:4840225699 単行本 メディアワークス ¥900
月に2冊以上ライトノベルを買う人にはオススメ。活字ばっかりですから。
その中の『第4回電撃Hp短編小説賞候補作』について感想を。

《幸せ二世帯同居計画〜妖精さんのお話〜 五十嵐 雄策》
取っ付きにくいクラスメイトと主人公が仲良くなっていく話。
読んだ後、何かほのぼのとした気分になれました。
個人的に引っかかったのは、似たような比喩表現が何度か使われていたこと。
あとは『女体の神秘』エピソード。
特に後者のほうは、話の内容から見ても別の本で良かった気がする。
ともかく、4作の中では私が一番面白いと思った作品。
後日談などの続編を是非作って欲しいです。

《親愛なるイゼルキュロスへ 芦田 直人》
少しだけミステリ系の話。
話の後半に一気に謎が解明されていくと言うアレ。
なので内容は、あえて説明しないことにします。
私は話の最初と最後しか読みませんでした。
何と言うか、途中の過程が冗長なのです。
個人的にはこういった作品はあまり好きではありません。

《不思議なバイトと宇宙人 上田 司》
タイトルが話の内容を全て語っています。
内容はお嬢様と貧乏主人公のコメディ。
最強メイドさんがいたのが個人的にはステキでした。
ですが、その出番がほとんどなかったことについては減点。
話は途中のエピソードがやや冗長。
その割に最後まで読めたので、やっぱり何かの魅力があるのでしょう。

《最後の夏に見上げた空は 住本 優》
余命1週間の主人公とその恋人のお話。
刻々と近づくタイムリミット。主人公・友人たちの葛藤。
かなり『切ない』お話です。
話の途中である程度結末が読めてしまったのが残念。
しかし、それを補って余りあるキャラクター描写の豊富さ。
そして最後まで読み手を中だるみさせないストーリーの構成。
純粋に『この人は話書くのが上手いな〜』と思いました。

この結果は2/18に発表されるのですが。
私は『幸せ〜』か『最後の〜』が賞に選ばれるのではないかと思います。
この文を読んで興味が出てきた人は、ぜひ手に取ってみてください

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