一日中お勉強。
生理学でかなり面倒な受容体やGタンパク質のところを重点的に。
おかげで、少しは理解できるようになった気がします。
しかし、この時期までこの分野の知識が全くなかったと言うのは大問題かも。

とりあえず、今日の豆知識。
私もお世話になっている気管支喘息について。
これは気道平滑筋の炎症&収縮によって引き起こされます。
なので、発作が起こったらまずはβ2受容体を刺激して気道を広げないといけません。
β2受容体刺激薬にはサルブタモール・トリメトキノール・テルブタリン・プロカテロール・フェノテロール・ツロプテロールなんかがあります。
サルブタモールなどがよく吸引薬で処方されます。
とりあえず『動物系』と『テ+ロール』と覚えましょう。
ちなみにβ1受容体刺激薬というものもあります。
これを刺激してしまうと心臓の機能が活発になります。
βと言っても喘息に対しては効果があるとは言いにくいので、注意しましょう。(また、心不全の患者に使うととんでもない事になるのでやめましょう)
β1受容体刺激薬にはブタミン・ノパミンがあります。
どちらもDから始まるので『頭文字D』と覚えましょうw

次に炎症を抑えるのにはステロイドなどを。
これは発作の予防として吸引薬で貰える事もあります。
さっきのβ2刺激薬も吸引薬ですが、使用順序は以下の通り。
β2刺激(気道を広げる)→ステロイド(広げた気道に効果)
逆だと、気道が詰まっているのでステロイドの効果がありません。

ちなみに、どうしてこんなことを私が書いているかというと。
喘息になって約12年間、私は発作時にステロイドを吸引してました。
だから吸引してもあんまり発作が収まらなかったのか。
(管理人は喘息によって、一度呼吸停止にまで追い込まれた経験あり)
・・・よく、今まで無事だったなぁ。

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