一縷の望み
2004年3月16日 薬剤師国家試験の知識第86回(3年前)の過去問を解いてみる。
基礎薬学:27/60
衛生薬学:28/40
薬事法 :11/20
医療? :30/59(1問解なし)
医療? :48/60
総合得点:144/239
以前の80点台とは雲泥の差。
勉強すればするほど結果が出るのは嬉しいところ。
それにようやく光が見えてきた。
この調子で行けば『全国ワースト5からの合格』も夢ではない。
点数もまだ基礎薬学・薬事法がノータッチなので、底上げできるし。
今週中に薬事法まで終わらせられればなぁ。
今日は製剤総則について。
その中の『製剤名』について書いて行こうかと。
まず『軟膏剤』とか『ローション剤』とかは、すぐにわかると思います。
しかし『貼付(ちょうふ)剤』と『パップ剤』の区別はつくでしょうか?
前者の代表は絆創膏、後者の代表はシップ剤です。
文字だけだと、どうしても前者を『シップ剤の仲間』と考えてしまいがちです。
これが液状製剤になると、ますます難解になります。
まず『エリキシル剤』
某ゲームでは難病を治す奇跡の薬として登場してきています。
(参考リンク:http://www.salburg.com/products/06.html)
しかし、これの定義は『甘味・芳香のあるエタノールを含む透明な液状の内用剤』とされています。
代表例はジゴキシンエリキシル・フェノバルビタールエリキシルなどです。
もしかして、調合だけなら1日もかからないのではないでしょうか?
ちなみに前者は強心配糖体、後者は強烈な催眠薬。
う〜む。シアの病気が心疾患ならば、確かにエリキシル剤で治るかもしれないけど・・・
健常人に使うとHP/MP完全回復するのはおかしいなぁ。
特に後者なんて「完全自殺マニュアル」にも載っている薬だし、本当に死に兼ねない。
まぁ、そんなこと言っていたらエーテル(吸入麻酔薬)でMP回復するのもおかしいわけだが。
次に『酒精剤』
酒精(アルコールのこと)なんて書いてある通り、これもエタノール入ってます。
定義は『揮発性医薬品をエタノール(と精製水)で溶かした液状の製剤』
これの代表例はヨードチンキ(赤チン)です。
そして『チンキ剤』
定義は『生薬をエタノール(と精製水)で浸出して精した液状の製剤』
これの代表例はアヘンチンキ・苦味(くみ)チンキなどです。
ヨードチンキはチンキ剤でないので注意。
さらに『浸剤・煎剤』
定義は『生薬を精製水で浸出したもの』
そろそろ頭が混乱してきたのではないでしょうか?
その混乱に拍車をかけるのが『エキス剤』
定義は『生薬の浸出液を濃縮したもの』
代表例はロートエキスとか。
これと少し似たものが『流エキス剤』
定義は『生薬の浸出液。通例その1ml中に生薬1gの可溶性成分を含むもの』
さて、区別はつきましたでしょうか?
私はこんな感じで考えました。
エリキシル剤:チュ−ハイ(甘くてアルコール含む)
酒精剤 :ヨードチンキ(特殊例なので)
チンキ剤 :養命酒(生薬含んでアルコールあり)
浸剤・煎剤 :紅茶(やっていることは変わらない)
エキス剤 :苦い紅茶(濃縮してるから)
流エキス剤 :上質の紅茶(こだわってるから)
個人的には気に入っているのですが、友人には不評。
・・・結構覚えやすいと思うんだけどなぁ。
------------------------------------------
私信かつ戯言
iku君がこわれちゃった。
基礎薬学:27/60
衛生薬学:28/40
薬事法 :11/20
医療? :30/59(1問解なし)
医療? :48/60
総合得点:144/239
以前の80点台とは雲泥の差。
勉強すればするほど結果が出るのは嬉しいところ。
それにようやく光が見えてきた。
この調子で行けば『全国ワースト5からの合格』も夢ではない。
点数もまだ基礎薬学・薬事法がノータッチなので、底上げできるし。
今週中に薬事法まで終わらせられればなぁ。
今日は製剤総則について。
その中の『製剤名』について書いて行こうかと。
まず『軟膏剤』とか『ローション剤』とかは、すぐにわかると思います。
しかし『貼付(ちょうふ)剤』と『パップ剤』の区別はつくでしょうか?
前者の代表は絆創膏、後者の代表はシップ剤です。
文字だけだと、どうしても前者を『シップ剤の仲間』と考えてしまいがちです。
これが液状製剤になると、ますます難解になります。
まず『エリキシル剤』
某ゲームでは難病を治す奇跡の薬として登場してきています。
(参考リンク:http://www.salburg.com/products/06.html)
しかし、これの定義は『甘味・芳香のあるエタノールを含む透明な液状の内用剤』とされています。
代表例はジゴキシンエリキシル・フェノバルビタールエリキシルなどです。
もしかして、調合だけなら1日もかからないのではないでしょうか?
ちなみに前者は強心配糖体、後者は強烈な催眠薬。
う〜む。シアの病気が心疾患ならば、確かにエリキシル剤で治るかもしれないけど・・・
健常人に使うとHP/MP完全回復するのはおかしいなぁ。
特に後者なんて「完全自殺マニュアル」にも載っている薬だし、本当に死に兼ねない。
まぁ、そんなこと言っていたらエーテル(吸入麻酔薬)でMP回復するのもおかしいわけだが。
次に『酒精剤』
酒精(アルコールのこと)なんて書いてある通り、これもエタノール入ってます。
定義は『揮発性医薬品をエタノール(と精製水)で溶かした液状の製剤』
これの代表例はヨードチンキ(赤チン)です。
そして『チンキ剤』
定義は『生薬をエタノール(と精製水)で浸出して精した液状の製剤』
これの代表例はアヘンチンキ・苦味(くみ)チンキなどです。
ヨードチンキはチンキ剤でないので注意。
さらに『浸剤・煎剤』
定義は『生薬を精製水で浸出したもの』
そろそろ頭が混乱してきたのではないでしょうか?
その混乱に拍車をかけるのが『エキス剤』
定義は『生薬の浸出液を濃縮したもの』
代表例はロートエキスとか。
これと少し似たものが『流エキス剤』
定義は『生薬の浸出液。通例その1ml中に生薬1gの可溶性成分を含むもの』
さて、区別はつきましたでしょうか?
私はこんな感じで考えました。
エリキシル剤:チュ−ハイ(甘くてアルコール含む)
酒精剤 :ヨードチンキ(特殊例なので)
チンキ剤 :養命酒(生薬含んでアルコールあり)
浸剤・煎剤 :紅茶(やっていることは変わらない)
エキス剤 :苦い紅茶(濃縮してるから)
流エキス剤 :上質の紅茶(こだわってるから)
個人的には気に入っているのですが、友人には不評。
・・・結構覚えやすいと思うんだけどなぁ。
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私信かつ戯言
iku君がこわれちゃった。
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