生産者側の見解

2004年7月21日
今日は土用の丑の日。
私の所属する鮮魚では、一年で唯一のイベントです。

ちなみに売り上げ。
うなぎ約2000匹完売。
今日1日で約200万円は売り上げたことでしょう。

で、問題はそのあと。
うなぎは4匹焼くのに5本の鉄串を必要とします。
2000匹焼くと、2500本の鉄串が出ます。
これにはうなぎの身(の一部)がこびりついているので、スチールウール+強力洗剤で1本ずつ洗わないといけません。
それを洗うのは誰か?
アルバイトに決まってます。

ちなみに今日のバイト(午後6時以降)は私1人。

参考までに鉄串1本洗うのに最低10秒かかります。
あと強力洗剤はひどい油汚れを一瞬で落とすくらいの威力ですので、人体に有害なのは言うまでもなく、特に肌の非常に弱い私にとっては劇薬以外の何者でもありません。
・・・殺す気ですか?

結局、500本くらい洗ったところで閉店時間に。
一人でお店の後片付けをしたら、時間があまりにもかかったために、通用門が施錠されていて出られないという事態にもなりましたが、何とか帰宅。
現在、両手の皮がぼろぼろになって出血が止まりません。
というか、鉄串が何本か不注意で指を貫通してしまい、とんでもないことになってしまいました。

・・・土用の丑なんて嫌いだ。

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