約束の柱、落日の女王
2004年9月28日 読書
ISBN:4829116439 文庫 いわなぎ 一葉 富士見書房 2004/09/16 ¥609
第16回ファンタジア長編小説大賞・準入選作品。
主人公が2000年前の世界に逆行し、歴史を塗り替えようとする話。
そして主人公カルロと女王クリム(このイラストに載っている2人)の主従関係から恋人関係へと変化していく話。
これ以上詳しいことを書こうとすると、話の色々なところが伏線となっているがためにネタバレしそうなので省略させていただきます。
とりあえず個人的な感想。
最初の20ページで、一度読むのを断念しかけました。
何というか、固有名詞がいっぱい出てくるのです。
しかもそのほとんどが、話とはあまり関係のないものばかり。
なので、どの名前を覚えておけば良いのかすごく困りました。
また、序章での場面転換が唐突過ぎます。
結果として現在と過去の話が混ざってしまい、一度読んだだけでは序章で何が言いたいのか分からなくなってしまいました。
参考までに、覚えておかないといけない登場人物は以下の6人。
・カルロ(ネロス)・・・・主人公。
・クリム・・・・・・・・・女王様。ヒロイン。
・リーファン・・・・・・・女賢者。かわいそうな役回りをする。
・ルシド・・・・・・・・・主人公の上官。あんまり良くない人。
・ミオ・・・・・・・・・・主人公の部下。殉職。
・エルシア・・・・・・・・ミオの妻。主人公を憎んでいる。
でも、実際はリーファンまでの3人さえ覚えておけば大丈夫。
ちなみに本作で出てくる固有名詞の数はこれの約5倍。
さすがに1冊の物語でここまで名詞を出すのはどうかと思います。
ですが、それを除けば『さすが準入選』といえる作品でした。
特に徐々に態度の変わっていくクリムの描写は必見です。
主人公・カルロの完璧超人ぶりも王道ながらやっぱり格好よく、呼んでいて爽快感を感じました。
残念なのはこの1冊で話が完結しているので続編が書きにくい作品であること。
もうちょっとこの2人+周りの人々の活躍&ショートエピソードを見てみたかった気がします。
第16回ファンタジア長編小説大賞・準入選作品。
主人公が2000年前の世界に逆行し、歴史を塗り替えようとする話。
そして主人公カルロと女王クリム(このイラストに載っている2人)の主従関係から恋人関係へと変化していく話。
これ以上詳しいことを書こうとすると、話の色々なところが伏線となっているがためにネタバレしそうなので省略させていただきます。
とりあえず個人的な感想。
最初の20ページで、一度読むのを断念しかけました。
何というか、固有名詞がいっぱい出てくるのです。
しかもそのほとんどが、話とはあまり関係のないものばかり。
なので、どの名前を覚えておけば良いのかすごく困りました。
また、序章での場面転換が唐突過ぎます。
結果として現在と過去の話が混ざってしまい、一度読んだだけでは序章で何が言いたいのか分からなくなってしまいました。
参考までに、覚えておかないといけない登場人物は以下の6人。
・カルロ(ネロス)・・・・主人公。
・クリム・・・・・・・・・女王様。ヒロイン。
・リーファン・・・・・・・女賢者。かわいそうな役回りをする。
・ルシド・・・・・・・・・主人公の上官。あんまり良くない人。
・ミオ・・・・・・・・・・主人公の部下。殉職。
・エルシア・・・・・・・・ミオの妻。主人公を憎んでいる。
でも、実際はリーファンまでの3人さえ覚えておけば大丈夫。
ちなみに本作で出てくる固有名詞の数はこれの約5倍。
さすがに1冊の物語でここまで名詞を出すのはどうかと思います。
ですが、それを除けば『さすが準入選』といえる作品でした。
特に徐々に態度の変わっていくクリムの描写は必見です。
主人公・カルロの完璧超人ぶりも王道ながらやっぱり格好よく、呼んでいて爽快感を感じました。
残念なのはこの1冊で話が完結しているので続編が書きにくい作品であること。
もうちょっとこの2人+周りの人々の活躍&ショートエピソードを見てみたかった気がします。
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