薬局。
自分の知識のなさを実感。
・・・早く自動車免許とって、知識増やしていかないと。

今日のOTL

・薬品名ミス
クラビットと間違えてタリビットを処方。

クラビット・・・一般名オフロキサシン(ニューキノロン系)
タリビット・・・一般名レボフロキサシン(ニューキノロン系)
両者の違い:クラビットのほうが新型。作用はほぼ同じ。

今のところ、一般名と薬品名を一致させていくのが難しい。
アムロジン(一般名:メシル酸アムロジ)などは簡単だが、一般名と薬品名の間に全く関連のない薬も多い。
それ以外にもバイアスピリン(バイエル社の作ったアスピリン)やネオーラル(neo+oralで『より飲みやすい薬』という意味)のようなトリビア的な薬品も結構ある。

そんな薬の中で、国家試験を目指す薬学生ならぜひ知っておきたい薬を2つピックアップ
1)トレドミン(塩酸ミルナシプラン)
SNRIといわれる新世代の抗うつ薬。
今まではルボックスのようなSSRI(セロトニン再取り込み阻害薬)が処方されていたが、これはセロトニンだけでなくノルアドレナリンも止める。
両者とも鬱の原因とされているのでその分効果も出る、とされているのです。

2)グリベック(メシル酸イマチニブ)
慢性白血病に用いられるとても高い薬。
大雑把な作用機序はチロシンキナーゼ阻害。
慢性白血病は急性転化が起こると、予後不良(というか数ヶ月持ちません)とされています。(ですので、骨髄移植が必要とされてくるのです。)
このグリベックはその急性転化を起こさなくさせる薬です。
今のところ服用した患者の100%が急性転化を起こさないという素晴らしい成果を上げています。
ちなみに90回の国家試験ではゲフィチニブ(イレッサ)と引っ掛けた問題が出題されました。

さぁ、頑張ろう。
これしか書いてない気もするけど。

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