・本日の宿題。
Q.薬の名前には様々な由来があります。
1)チラージンのSってどういう意味?
2)ビ・シフロールの「ビ」って何者?
A.
1)Sは『合成/synthesis』の頭文字。
以前は乾燥甲状腺末を使っていたのだが、いかんせん天然品なので物によって含有量に差が生じてくることがあった。
合成品が作られるようになってからは均一な量を服用することが出来るようになった。
決して成分に含まれているナトリウム(Sodium)の頭文字から来ているのではない。
2)ビは『BI』と書く。
発売元の会社が『ベーリンガー・インゲルハイム』なので、その頭文字をとってビ・シフロールと名づけられた。
もともとはシフロールという名前だったのだが、抗がん剤にミフロールという非常に紛らわしい名前のものが存在し、投薬ミスの起こる可能性があったために厚生省が名前の変更を指示したという経緯がある。
たかが名前とはいえ、色々理由があるものですねぇ。
Q.薬の名前には様々な由来があります。
1)チラージンのSってどういう意味?
2)ビ・シフロールの「ビ」って何者?
・チラージンS
成分名:レボチロキシンナトリム
合成甲状腺ホルモン。
甲状腺の機能の低下した患者(粘液水腫・クレチン症など)に用いる。
決してバセドウ病(甲状腺の機能が亢進している人)なんかには使ってはいけない。
国家試験ではどっちがどっちだったか区別すること。
・ビ・シフロール
抗パーキンソン病薬。
ドパミン受容体を刺激して症状を改善させる。
前兆なく眠ったりうとうとしたりすることがあるので、服用中の運転などの精密作業・危険作業は控えること。
A.
1)Sは『合成/synthesis』の頭文字。
以前は乾燥甲状腺末を使っていたのだが、いかんせん天然品なので物によって含有量に差が生じてくることがあった。
合成品が作られるようになってからは均一な量を服用することが出来るようになった。
決して成分に含まれているナトリウム(Sodium)の頭文字から来ているのではない。
2)ビは『BI』と書く。
発売元の会社が『ベーリンガー・インゲルハイム』なので、その頭文字をとってビ・シフロールと名づけられた。
もともとはシフロールという名前だったのだが、抗がん剤にミフロールという非常に紛らわしい名前のものが存在し、投薬ミスの起こる可能性があったために厚生省が名前の変更を指示したという経緯がある。
たかが名前とはいえ、色々理由があるものですねぇ。
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