ISBN:408600609X 文庫 ひびき 玲音 集英社 2005/07/01 ¥440

ようやくネタバレで書けます。
話は赤・黄・白の3話構成。
短編集と言ってもいいでしょう。

1)白の場合
乃梨子が性さまにセクハラされる話。
そして銀杏少女が「ふははは」と笑って壊れる話。
・・・うん、おおむね嘘は言っていない。

2)黄の場合
由乃が奈々に振り回されるお話。
好奇心を何よりも優先にして行動。そしてドコか抜けている。
・・・やっぱり、この人は凸様に性格似てるわ。

3)赤の場合
遊園地に行く。
途中でアニメの次回予告みたいないじめ方をされる。
そして祥子さまに新たな設定が付く。
そんなお話。

総括。
桂さん(名字なし)が登場しました。

作者はまだ、彼女のことを忘れていないようです。
それが確認できただけでも本作品の価値はあります。

個人的には少し不完全燃焼な感が。
内容自体は面白いのですが、赤以外結末が微妙。
・・・何が足りないんだろう?

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