先日あった処方。
・リンデロンVG軟膏 25g
・オイラックス軟膏 25g
(混和して調剤してください)
一瞬この処方せんを見て疑問符が浮かぶ。
確か、この混合はしてはいけなかったのでは・・・?
でも、確たる証拠がなかったので薬局のPCで検索。
その間に手早くこの軟膏は混合されていましたorz
そしてこの軟膏は患者さんの下へ。
・・・これは相当練合しないとリンデロンが底にたまって、序盤の抗炎症作用が全く期待できなくなるのに。
で、休日を使って軟膏混合のマニュアルを購入。
そこに書かれていた記載。
『この混合により、2週間後にリンデロンVGの薬効が85%程度に低下。よって混合はしないほうがいい』
このことを先輩薬剤師に報告。
その結果、患者(高齢者@要介護)のコンプライアンスと量(50gを全身塗布する場合、2週間以内に使い切る)のことを考えて処方変更なし、ということに。
でも、軟膏混合する時はもう少し時間をかけたほうがいいと思う。
『遅い』ことよりも『きちんと調剤できなかった』ことのほうが大問題だから。
・リンデロンVG軟膏 25g
・オイラックス軟膏 25g
(混和して調剤してください)
・リンデロンVG
ステロイドである吉草酸ベタメタゾンに抗菌薬であるゲンタマイシンを配合させたもの。
各種皮膚疾患に加え、虫刺されなどにも汎用される。
水虫には逆効果なので絶対に塗らないこと。
副作用として、かぶれたりする事がまれにある。
・オイラックス(クロタミトン)
かゆみ止め。
たまに塗った所がかぶれる事がある。
一瞬この処方せんを見て疑問符が浮かぶ。
確か、この混合はしてはいけなかったのでは・・・?
でも、確たる証拠がなかったので薬局のPCで検索。
その間に手早くこの軟膏は混合されていましたorz
そしてこの軟膏は患者さんの下へ。
・・・これは相当練合しないとリンデロンが底にたまって、序盤の抗炎症作用が全く期待できなくなるのに。
で、休日を使って軟膏混合のマニュアルを購入。
そこに書かれていた記載。
『この混合により、2週間後にリンデロンVGの薬効が85%程度に低下。よって混合はしないほうがいい』
このことを先輩薬剤師に報告。
その結果、患者(高齢者@要介護)のコンプライアンスと量(50gを全身塗布する場合、2週間以内に使い切る)のことを考えて処方変更なし、ということに。
でも、軟膏混合する時はもう少し時間をかけたほうがいいと思う。
『遅い』ことよりも『きちんと調剤できなかった』ことのほうが大問題だから。
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