大学病院のこんぴゅーたーが壊れました。
そのせいで、薬局に届く処方箋はすべて手書き。
当然のように疑義紹介の電話が飛び交います。

錠剤、軟膏の規格が書かれていなかったり。
患者さんの名前が間違っていたり。
処方年月日が未来になっていたり。
デパス(1g錠)という1000倍処方がやってきたり。

その中で自分がぶつかったのがこんな処方。
酸化マグネシウム:3包 3×N 7日分

これでは1包につき何グラム量ればいいのかわかりません。
しかも患者さんが新患なので予測すら出来ません。
以下、看護婦さんとの問答。

自分:処方量が書かれていませんが、何グラム量ればよいでしょうか?
相手:先生に聞いてみます、しばらくお待ちください。
(待ち時間)
相手:1回3gでお願いします。
自分:それですとあきらかに量が多いかと思いますが。
(せいぜい1日3g程度。1日9gも飲んだら大変です。)
相手:えっ!?しばらく(ry
(待ち時間)
相手:お待たせしました。1日量3gでお願いします。

・・・復旧するまでこんなのばっかりでした。
こういう時にDrの個性が良く出てくると思いました。
きれいな字で、いつもの処方箋よりも完璧に書いてくる方とか。
途中で手書きに飽きて後半部分がめちゃくちゃになる人とか。
『使用部位:おちんちん』とかストレートに書いてくる先生とか。

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