一応

2006年3月22日 薬局薬剤師日記
今週のマガジンのゴッ輝は『パニック障害』を疑ってみます。(挨拶)

火曜日にDVDで録っていた『本当は怖い〜』を見てみたのですが、そこで服薬に関しての話がちょこっと取り上げられていました。
薬によって間質性肺炎を起こすかも〜とか、アスピリン製剤はちゃんと物を食べてから飲んでくださいね〜とか。
特にアスピリン製剤は胃潰瘍(ひどければ胃穿孔)を起こすから、朝に絶食するのはだめとのこと。
一応アスピリン製剤に関して少しフォロー。
(自分の薬局ではこういった症例で主にバイアスピリンが処方されています。ですので、これに限った話で)
確かにこの薬は胃障害を起こす可能性があります。
それを考えてメーカー側も胃で溶けるのではなく、(リスクが減るように)薬が腸で溶けるように製剤設計されています。
服薬指導の際も『そういうコーティングがされているので、噛み砕かないで下さいね』と説明されるはずです。

恐怖心を煽るのも結構ですが、これによる恐怖心で薬を飲まなくなるのも考え物ですのでちゃんとフォローをしてほしいなと思ったり。
もっとも、ちゃんと決められたとおりに薬は飲んでほしいのですが。

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