ジェネリックとか格好いい言い方するな。
2006年4月3日 薬局薬剤師日記4/1から薬局がいろいろと打撃を受けました。
まずは報酬改定。
主に大きな薬局の報酬点数が引き下げられました。
次に処方箋に『後発医薬品可』のサインを医師が書けるようになったこと。
これによって後発医薬品の備蓄や患者さんへの説明など薬剤師にいろいろと負担がかかります。
とりあえず後発医薬品についてちょこっと説明。
後発医薬品はジェネリック医薬品とかゾロとか言ったりもします。
これは今まであった薬品の特許期間が切れた際に、その製法だけを別の小さな会社が真似して作ったコピー品、というもの。
製法がわかっているので、そこまでにかかる研究費用などは0円となり、その結果お値段が安くなります。
ただし、同じ成分が含まれているからといって同じ効果が出るとは限りません。
しかも大抵は試験(実験)をしていない場合が多いので、どんな副作用が出てくるか保障が出来ません。
要は電化製品みたいなものですね。
今までのメジャーな薬=有名メーカーの電化製品
ジェネリック医薬品=名前も知らないメーカーの電化製品
前者は値段も張るがサポートがしっかりしている。
後者は値段だけは安いが保証に対してはちょっと不安。
まぁ、患者さんがそのあたりをしっかりわかって後発品を選んでくだされば何の問題はありませんが。
そんな中、わが薬局にやってきた処方箋。
1)オルメテック 1T 1×N(朝) 『後発品への変更可』
2)スピリーバ 4シート(枚) 1日1回 『後発品への変更可』
この処方の最大の問題点。
これらの薬品に後発品なんてない。
・・・薬剤師も頑張りますから。
ドクターも少しは勉強してくださいOTL
すべての薬品にジェネリックが存在するわけではないのです。
まずは報酬改定。
主に大きな薬局の報酬点数が引き下げられました。
次に処方箋に『後発医薬品可』のサインを医師が書けるようになったこと。
これによって後発医薬品の備蓄や患者さんへの説明など薬剤師にいろいろと負担がかかります。
とりあえず後発医薬品についてちょこっと説明。
後発医薬品はジェネリック医薬品とかゾロとか言ったりもします。
これは今まであった薬品の特許期間が切れた際に、その製法だけを別の小さな会社が真似して作ったコピー品、というもの。
製法がわかっているので、そこまでにかかる研究費用などは0円となり、その結果お値段が安くなります。
ただし、同じ成分が含まれているからといって同じ効果が出るとは限りません。
しかも大抵は試験(実験)をしていない場合が多いので、どんな副作用が出てくるか保障が出来ません。
要は電化製品みたいなものですね。
今までのメジャーな薬=有名メーカーの電化製品
ジェネリック医薬品=名前も知らないメーカーの電化製品
前者は値段も張るがサポートがしっかりしている。
後者は値段だけは安いが保証に対してはちょっと不安。
まぁ、患者さんがそのあたりをしっかりわかって後発品を選んでくだされば何の問題はありませんが。
そんな中、わが薬局にやってきた処方箋。
1)オルメテック 1T 1×N(朝) 『後発品への変更可』
2)スピリーバ 4シート(枚) 1日1回 『後発品への変更可』
・オルメテック
つい最近発売されたARB(AT?受容体拮抗薬)のひとつ。
適応は高血圧。
乳酸菌飲料みたいな匂いのするやわらかい錠剤。
・スピリーバ
1シートの中に7つのカプセルが入っています。
これを専用の装置に入れて、カプセルの中身を吸入します。
COPDのような呼吸器疾患に用いる新しいタイプの抗コリン剤。
緑内障や前立腺肥大の患者には禁忌。
この処方の最大の問題点。
これらの薬品に後発品なんてない。
・・・薬剤師も頑張りますから。
ドクターも少しは勉強してくださいOTL
すべての薬品にジェネリックが存在するわけではないのです。
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