狼と香辛料〈3〉

2006年10月15日 読書
ISBN:4840235880 文庫 支倉 凍砂 メディアワークス ¥620

読書の何たら、と言う事で1冊の本を紹介。

この物語を簡単に言ってしまうと。
行商人ロレンスと賢狼ホロが紡ぐ、エコノミックファンタジー。
ファンタジーと言えども、剣や魔法の出てくる冒険譚ではありません。
そこに出てくるのは商売の駆け引き。
物をいかに安く仕入れて、口八丁手八丁で高く売るか。
ただそれだけの話なのに、ものすごくページを読む手を進ませてくれます。
個人的には今年で一番面白かったシリーズ。

賢狼ホロ(このイラストに描かれているの)の独特な口調・容姿・態度が可愛すぎるのも要因ではあると思いますが、それは置いておいて。
経済の流れを手軽に勉強できる話でもあります。
株・先物取引・転売に興味のある方にとっては、とてもためになるかと思います。
シリーズ全部買って2000円程度なので、興味のある方はご一読を。

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